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俳優/
大石 吾朗氏
(株)高橋企画事務所/
代表取締役社長
高橋 延治

 

 

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では早速ですが、高橋社長にお聞きします。 高橋企画事務所では土地活用の分野から建築分野に至るまで、幅広くご活躍ですが、そのなかでも特に 高橋企画事務所の得意とする分野から伺えますか?

高橋 正確には企画、設計、建築とそれぞれの役割を配した専門部門ごとに会社を設立し運営しております。そのなかでの高橋企画事務所は、特に企画部門を担当する会社です。もちろん、どの分野においても 自信を持ち取り組んでおりますが、なかでも有効的な土地活用を考えた「定期借地権付住宅」の企画・設計の分野においては、他の追随を許さないノウハウの蓄積があると自負しています。これまでに積み重ねられた実績も既に500軒以上におよび、多くの地主様にたいへん喜んでいただいております。これは、私にとっても大きな喜びでもあるのですが…。

大石 そうですね。私は以前にも、こちらを取材させていただいたことがありますが、一貫してその点を強く主張なさっていましたね。それが高橋社長自身、
定期借地権に関する土地活用の分野で「パイオニア」と言って憚らないところの理由だと思うのです。

分かりました。今、定期借地権という言葉が ありましたが、具体的にどういった土地活用なのでしょうか?私たちにも分かるように教えていただけますか?

高橋 簡単に言ってしまえば、地主様が所有する遊休地等の土地を一定期間、期限付きで貸すということになります。これは、地主様にとってのメリットが多いことと、土地が契約期間終了後、更地で返却され、自分のものとして残るこということです。これからの土地活用として、最も注目を浴びているシステムといえます。これは、土地を本当に資産としてする土地活用。 つまり“土地経営”を意味するのです。

大石 なるほど。地主様にとって、メリットの多いシステムですか…。

そのメリットについて、いくつか挙げていただけますか?

高橋 はい。このシステムは〈新借地借家法〉により施行された制度ですが、この法律が施行される以前には土地を貸したけれど、返ってくる見通しが無いなどのトラブルを抱えた地主様もいらっしゃいました。しかし、この法律により地主様の不安は、一掃されることとなりました。それに加え、やはり相続税や固定資産税などへの効果的な節税対策となることと、地代などの安定収入が見込まれることが大きな点ですね。

大石 ノーリスクでの土地活用ということが、よく分かりました。  《2へ続く》


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